カンボジアの首都プノンペン郊外の空港から離陸した、特殊詐欺容疑の日本人を乗せたとみられる航空機=13日(共同)
 カンボジアの首都プノンペン郊外の空港から離陸した、特殊詐欺容疑の日本人を乗せたとみられる航空機=13日(共同)

 【プノンペン共同】カンボジア南東部バベットで特殊詐欺をしていた疑いがある日本人13人が現地捜査当局に拘束された事件で、カンボジア当局は13日、送還に着手した。日本人を乗せた複数の航空機が首都プノンペン郊外の空港から離陸した。カンボジア政府関係者が明らかにした。日本到着後に警察が捜査を本格化させるとみられる。

 カンボジア政府関係者によると、同国政府当局は日本人を複数のグループに分けて13日に送還。日本の警察がカンボジアを訪れており、それぞれのグループに同行して移送したもようだ。

 13日午前、プノンペンの施設に収容されていた13人を乗せた車両が順次、施設から空港へ出発し、日本への送還手続きが始まった。

 カンボジアでは中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」に伴って開発への期待感が高まり、不動産やカジノ産業への投資が活発化した。犯罪集団も流入して治安が急速に悪化し、特殊詐欺などの一大拠点になっていると指摘される。