取材に応じる日本維新の会に所属する大阪府の吉村洋文知事=13日午後、大阪府庁
 取材に応じる日本維新の会に所属する大阪府の吉村洋文知事=13日午後、大阪府庁

 日本維新の会に所属する大阪府の吉村洋文知事、大阪市の横山英幸市長はそれぞれ近く辞職し、通常国会冒頭の衆院解散・総選挙に合わせて出直しダブル選に臨む意向を固めた。関係者が13日、明らかにした。看板政策「大阪都構想」に挑戦する3回目の住民投票実施要件としてきた「民主的プロセス」に位置付け、是非を問う狙いとみられる。

 出直し選に関し、吉村氏は府庁で記者団に「さまざまな選択肢は熟考したい」と語った。

 政権が掲げる「副首都」構想を大阪で実現する上で、吉村氏は大阪市を特別区に再編する都構想が「必要最低の条件」だとしている。自身の下で3回目に挑む前提として、出直し選を念頭に民主的プロセスの必要性を繰り返し訴えてきた。

 都構想は過去2回の住民投票で、いずれも僅差で否決された。2回目に先立つ2019年には、大阪市長だった吉村氏と松井一郎府知事=当時=が立場を入れ替えて立候補する「クロス選」を実施、いずれも勝利した。

 吉村氏は現在2期目。知事選に勝利すれば、任期は公選法の規定により現在と同じ27年4月までとなる。