「学研の学習」復刊第1号
 「学研の学習」復刊第1号

 学研ホールディングス傘下で出版事業を手がけるGakkenは27日、工作教材の付録が魅力だった雑誌「学研の学習」を16年ぶりに復刊すると発表した。7月9日発売の第1号は古墳時代の特集で、国宝のはにわ「挂甲の武人」を6分の1サイズで再現するキットが付く。インターネットで何でも調べられるデジタル全盛期だからこそ、子どもの探求意欲を高めるリアルの体験がより重視されていると判断した。価格は4290円で当面は年1回発行する。

 学習は1946年に創刊。小学生向けの看板月刊誌として最盛期の79年に月間発行部数が雑誌「科学」と合計で670万部に上った。ただ学校や家庭への訪問販売に陰りが出て、書店販売に切り替えたものの2010年に休刊した。

 復刊第1号は「はにわの大国宝展」と題し、東京国立博物館が監修。挂甲の武人は甲冑を身にまとった武士の姿のはにわで、工作キットは石の粉を含んだ素材を使って素焼きのような質感を実現した。それ以外にも、さまざまなはにわのパネルが付く。