イスラエルの空爆で破壊された建物=6日、ベイルート(AP=共同)
 イスラエルの空爆で破壊された建物=6日、ベイルート(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は6日、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラを標的に首都ベイルートを攻撃したと発表した。ベイルートへの攻撃は4月17日のレバノンでの停戦発効後初めて。ヒズボラもイスラエルへの攻撃を続けており、停戦合意が揺らいでいる。

 ネタニヤフ氏は声明で、標的はヒズボラ精鋭部隊の司令官だったとした。イスラエル国民の安全を守るため「今後も行動を取る」とし、攻撃を続行する構えを見せた。

 イスラエル軍は米イランの停戦合意発表後の4月8日、ヒズボラとの交戦が再開した3月2日以降で最大規模の攻撃をベイルートで実施した。米国の要請で攻撃は大幅に減少し4月17日にレバノンでも停戦が発効。ただ、イスラエル軍はレバノン南部に駐留を継続して散発的に攻撃を続けており、交戦再開後のレバノンの死者は2700人を超えている。