展示されている紫電改のエンジンと見学者ら=16日、鹿児島県出水市
 展示されている紫電改のエンジンと見学者ら=16日、鹿児島県出水市

 鹿児島県阿久根市沖の海底から4月に引き揚げられた旧日本海軍の戦闘機「紫電改」の機体が5月から、隣接する同県出水市で一般公開されている。塩抜きのために水に漬けられているエンジンや両翼などを、引き揚げたNPO法人の会員らによる解説を受けながら見学できる。当面の間、毎週土曜日午後に実施。

 16日には、法人の小島良司さん(69)らが、見学者に紫電改の特徴やプロペラに残る弾痕について説明した。

 小島さんによると、塩抜きは1年程度を予定。その後は機体の常設展示を目指すという。見学に訪れた同市出身の南喜秋さん(74)=横浜市=は「機体はきれいな状態で非常に貴重。展示館を設けてほしい」と話した。