オマーン沖のホルムズ海峡で停泊する船=11日(ロイター=共同)
 オマーン沖のホルムズ海峡で停泊する船=11日(ロイター=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】米イラン両政府高官は12日、戦闘終結に向けた覚書に「数日以内」に署名する可能性があるとそれぞれ表明した。米側は、封鎖状態のホルムズ海峡の開放や米軍によるイランの港湾封鎖解除が明記されると説明。イランのアラグチ外相は、覚書は14項目で「双方が遠隔で署名する」と述べた。交渉は大詰めを迎えたが、海峡開放を巡る見解の相違はなお残り不透明感が漂う。

 アラグチ氏は国営テレビで、海峡を通過する船舶に「サービス料」を課すのは当然だと主張。船舶の安全確保への対価と考えているもようだが、米国は通航料を含む金銭の徴収に反対している。

 米政府高官は記者団に、覚書が「イランの核開発計画の解体につながる」と語る一方、締結の可能性は「85%ほどで100%ではない」としてイラン内部に署名を望まない勢力がいると認めた。

 仲介国パキスタンのシャリフ首相は13日午後4時(日本時間同日午後8時)、米イランが「24時間以内」に和平合意に至る見通しだとX(旧ツイッター)に投稿した。