支援者を前に笑顔を見せるマンチェスター市長のアンディ・バーナム氏=18日、ウィガン(ロイター=共同)
 支援者を前に笑顔を見せるマンチェスター市長のアンディ・バーナム氏=18日、ウィガン(ロイター=共同)

 【マンチェスター共同】英中部マンチェスター郊外のメーカーフィールド選挙区で18日、下院補選の開票が始まった。辞任要求が高まるスターマー首相の後継を狙う与党労働党のマンチェスター市長アンディ・バーナム氏(56)と、統一地方選で大勝した反移民の右派ポピュリスト政党「リフォームUK」の配管工ロバート・ケニヨン氏(41)の接戦。補選の結果は国政の行方を左右する。

 バーナム氏は勝利すれば党首選実施を求め、自身も立候補する意向を示している。スターマー氏は統一地方選での敗北や閣僚の辞任で苦境にあるが、辞任を拒否し続投に強い意欲を示している。

 バーナム氏は保健相などを務めた後、2017年に市長に就任。新型コロナウイルス禍で中央政府と対立しながら地域支援を訴え知名度を上げた。ケニヨン氏は政党への追い風と労働者としての親しみやすさを売りにして支持を訴えている。

 メーカーフィールド選挙区は人口約10万人で、白人が住民の9割を占める。英国有数の石炭の産地として栄えたが、現在は産業が停滞。長く労働党の地盤だったものの、最近はリフォームUKが支持を拡大している。