1次リーグの日本戦で久保建英と競り合うオランダのドゥムフリス(左)=6月、ダラス(共同)
 1次リーグの日本戦で久保建英と競り合うオランダのドゥムフリス(左)=6月、ダラス(共同)

 決勝が迫るサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会では、勝ち上がったチームや活躍する選手が称賛される一方で、敗れ去った各代表や個人には苛烈な非難が浴びせられている。交流サイト(SNS)で差別発言などが横行し、各国で問題が表面化。日本も無縁ではない。

 モロッコとの決勝トーナメント1回戦で敗退したオランダの協会は、人種差別的な発言の投稿者を侮辱罪で刑事告訴した。PK戦で失敗したクライファート、ティンバー、シュメルビルの3人が被害に遭ったという。

 心ない日本人の関与が疑われる事態も発生。1次リーグの日本戦で久保建英の負傷を招く接触プレーがあったオランダのドゥムフリスのインスタグラムには日本語で差別的、侮辱的なコメントが書き込まれた。日本代表ではブラジル戦の決勝点につながるミスが出た田中碧がSNSで誹謗中傷を受けた。

 旋風を起こしたノルウェーではFWセルロートが標的に。イングランドとの準々決勝でハーランドにパスを出さなかった場面に「崖から飛び降りろ」などと攻撃された。(共同)