会談に臨むルビオ米国務長官(右手前)と中国の王毅外相(左手前)=22日、マニラ(ロイター=共同)
 会談に臨むルビオ米国務長官(右手前)と中国の王毅外相(左手前)=22日、マニラ(ロイター=共同)

 【マニラ共同】米国のルビオ国務長官と中国の王毅外相は22日、フィリピンの首都マニラで会談し、9月に米国で予定する米中首脳会談の調整を本格化させた。イラン情勢が混迷する中、米側は対中関係を安定させて外交成果にしたい考えだ。ルビオ氏は会談後、台湾に対する中国の軍事圧力に反対する考えを記者団に示し、会談でも取り上げたことを示唆した。

 中国外務省によると、王氏は会談で、中国と台湾を不可分の領土とする「一つの中国」原則を順守するよう求めた。また双方が「建設的戦略安定関係」を推進していくことで一致したとした。

 米中両国が対話を進める一方、日本と中国の意思疎通は停滞。ルビオ氏は日中関係の悪化を「懸念をもって注視している」と記者団に語った。