【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は22日、アフリカのコンゴ(旧ザイール)東部で流行するエボラ出血熱を巡り、コンゴと隣国ウガンダで確認された死者が計1001人となったと明らかにした。うちコンゴが999人を占める。WHOが緊急事態宣言を出してから2カ月が経過したが、封じ込めは依然として困難な状況が続く。
コンゴ当局やWHOは医療体制を拡充しているが、新たな感染者の大半はそれまで接触者として追跡されていなかった人から見つかっており、感染経路の把握が追いついていない。コンゴ東部では政情不安も続き、対応を妨げている。
WHOによると、感染者はコンゴで2473人、ウガンダで20人。WHOのテドロス事務局長は、過去の流行と比べても今回は感染拡大のペースが速いとの認識を示している。
今回確認された「ブンディブギョ株」に対する承認済みのワクチンはない。ワクチン開発などの動きは出始めているものの、実用化の時期は見通せない。
























