広島への原爆投下で米兵捕虜12人が死亡したことを明らかにした歴史研究家で被爆者の故森重昭さんの名前が29日、広島市の「原爆死没者名簿」に記帳された。今年3月14日に88歳で死去した。
8歳で被爆した森さんは、会社勤務の傍ら、被爆死した米兵捕虜の調査を進め、遺族とも交流。2016年5月に現職米大統領として初めて広島を訪れたオバマ氏と抱擁を交わす姿は国内外で報じられた。
記帳を務めた被爆者の中本信子さん(84)は、森さんの名前を一画一画丁寧に書き込んだ。森さんについて「広島の人間として本当に誇らしく思う。広島の一人の人がそういう行いをしたということを、日本や世界の人に知ってほしい」と語った。
























