地方競馬の川崎競馬(川崎市)で、馬の世話をする厩務員を務めた男性が2024年、43歳で自殺し、遺族側は22日、上司に当たる調教師からのパワハラなどによる心理的負荷が原因だとして、川崎南労働基準監督署が今年6月に労災認定したと明らかにした。調教師から繰り返し暴言や叱責を受けたとしている。
厩務員は調教師の下、厩舎で競走馬の管理や育成に従事する。遺族の弁護士によると、男性は24年、同僚の前で所属厩舎の調教師から叱責されたほか、「死ね」「厩務員はごみ以下」と長時間怒鳴られるなどし、同年2月11日に自宅で亡くなった。直前に17日間の連続勤務をし、残業も急増していた。
遺族側は、労働時間の管理を怠るなど勤務環境が劣悪だったと主張。東京都内で記者会見した男性の母親(74)は「息子の死を無駄にしたくありません」と述べ、厩務員の職場環境の改善を求めた。
























