ロシア軍に向けてりゅう弾砲を発射するウクライナ兵士=2日、ウクライナ・ハルキウ州(ウクライナ軍提供・ロイター=共同)
 ロシア軍に向けてりゅう弾砲を発射するウクライナ兵士=2日、ウクライナ・ハルキウ州(ウクライナ軍提供・ロイター=共同)

 ロシアとウクライナは2日の直接交渉で、捕虜交換など妥協しやすい点では合意したが、停戦に向けた具体的成果はなかった。ロシアは今回示した和平案で、従来の主張を一歩も譲らない強硬姿勢を明確にし、歩み寄りは一段と困難に。このまま交渉が停滞すれば、和平仲介を図るトランプ米大統領が問題解決への関心を失う恐れがある。