【特集】電子版eミミ
コロナ禍で何もかもがいつもと違う1年でしたが、それでも季節は巡ります。神戸新聞は3月8~10日、「卒業生、未来へのメッセージ」と題し、LINEの公式アカウントを通じて、今春学校を卒業する皆さんから意見を募りました。この1年で残念だったこと、そんな中でもうれしかったこと、これからの決意…。保護者ら大人の方々も含め、多くの人が声を寄せてくれました。以下にご紹介します。掲載が遅くなり、時機を逸したメッセージもありますがご了承ください。
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Qこの1年で残念だったことは何ですか?
◆小学校のスキー合宿がなくなり、さらにその代わりとして先生たちが準備してくれていた雪遊びの遠足もなくなったこと(小学6年、12歳、女子)
◆卒業式のピアノの伴奏ができないこと(小学6年、12歳、女子)
◆みんなと遊べなくなった。(小学5年、11歳、女子)
◆コロナでいろんな行事が縮小されたりなくなったりしてしまったこと。(15歳)
◆修学旅行に行けなかったこと(中学3年、15歳、女子)
◆修学旅行が行き先が予定変更になり宿泊が1泊になったこと。(中学3年、15歳、男子)
◆行事がなにもかもなくなり、卒業式まで歌全くなし、卒業証書も代表1人が受け取り、保護者は家庭から1人だけで、最後の思い出がほぼないこと(中学3年、15歳、女子)
◆修学旅行で東京方面へ行けなかったこと。(中学3年、14歳、男子)
◆総体がなくなったこと(不明)
◆高校生活最後の1年が新型コロナウイルスの影響で台無しになってしまったこと。僕にとっては学生として過ごす最後の1年だったのでとても残念でした。(高校3年、17歳、男子)
◆最後の文化祭がなかったことに(18歳、男子)
◆文化祭が中止になったこと(高校3年、18歳、男子)
◆学校行事がなくなったこと(高校3年、17歳、女子)
◆精神的につらくなり不登校気味になったこと(支援学校高等部、17歳、男子)
◆大学が入構禁止・課外活動禁止になったことで、友人やサークル仲間に一切会えなかったこと。
コロナによる就活等の苦労は自分だけではないと踏ん張れても、その苦労をいたわり合う友人と会えない、なんとか乗り越えても卒業旅行や学生生活最後のサークル活動ができなかったことは一生悔やむと思います。(大学4年、22歳、女性)
◆大学生活の中で一番自由な時間が多かったはずなのに、旅行や外出ができず、バイト先も倒産するなどして、お金を稼ぐ場所もあまりなかったことです。1~2年次に頑張って単位を取り、余裕のある時間割になっていたので、自宅で何もしない時間も多かったように感じます。(大学4年、22歳、女性)
◆卒業旅行で海外に行けなかったこと(大学4年、21歳、女性)
◆大学のスキー実習(2020年2月)が中止(大学3年、29歳、男性)
◆子どもたちが常時マスクをさせられたり、距離を取れ、しゃべるなと言われたり、とにかく窮屈な生活を強いられたこと。(保育園女児の保護者)
◆保育園年長さんの息子。楽しみにしていた年長さんのスタートは、休校。3カ月半休みになり、お泊まり保育や音楽会などは中止になりました。卒園式も、保護者1人の参加なので、夫婦で息子の成長を見ることができないのが残念です。しかし、先生方は子どもたちの様子をホームページで伝えたり、代わりのイベントを開いてくれたり…工夫を凝らしてくださったので感謝しています。(6歳、3歳、0歳の母親、35歳)
◆コロナを理由に子どもの貴重な機会がたくさん奪われたこと。行事やクッキング等の体験のみならず、保育士や世間の人々の豊かな表情をみることや人から笑顔で優しく声をかけてもらうことなど、二度と戻らない幼児期なのにさまざまなことが失われた。(女児の保護者)
◆一斉休校に始まり、子どもたちの行事がことごとく中止もしくは縮小されたこと(しかも何の検証もされぬまま)(年中児の母親)
◆最後の年長の1年だったのに新年度は休園から始まり、行事(最初で最後のお泊まり保育)も失い、たくさんの成長する機会を失いました。また、ずっとマスクをつけさせられたり、ソーシャルディスタンスと黙食と子どもたちの心と体の成長に必要な「密」も捨てさせられたりしたことです。とにかく失ったものが多すぎる。卒園式も入学式も保護者1人です。(小学4年女子、幼稚園年長女児の保護者)
◆マスクやソーシャルディスタンスで友達との関わりが密でなかったこと。(幼稚園、小学1年、中学2年の母、40代)
◆行事がいくつか中止。ほぼ親1人になったこと。(6歳男児の保護者)
◆長期、学校が休校になったこと(小学3年、同6年の娘を持つ44歳女性)
◆子どもの最後の運動会、音楽会がなくなり、卒業式は1家庭1人の参列になったこと。(小学6年の娘の母)
◆小6男子、中3女子の保護者です。いろんな行事が中止や縮小にされたのは残念でした。
◆1年と2年の課外活動がなくなったのと、中3の修学旅行が沖縄でなく、1泊2日の京都滋賀三重県の旅行。行けるだけましですけどね。(中1女子、中3男子の保護者)
◆部活引退時にする毎年恒例の卒部式、その他の(決起集会など)会食すべて。(高校を卒業する息子を持つ母、43歳)
◆考えていた就職先(業界)を諦めた息子のこれまでの努力(50代、父)
◆行事の中止、縮小(30代、女)
◆小連体(西宮市小学校連合体育大会@甲子園)が開催されなかったこと。宮っ子にしかない特権。保護者も希望すればソーラン節を踊れるので、とても楽しみにしていたからです。(小学6年男子の保護者)
◆娘が大学に入学できたのに、大学生活のほとんどがリモート授業で新生活を満喫できなかったことです。(48歳、女)
◆対面の授業が減ったこと(56歳、男)
◆卒業式に出席できなかったこと。(見守りをしている地域の防犯委員、73歳、男)
◆小学校1年生の孫の入学式には出席できたが、その後の学校行事には参加できなかったこと。コロナ対策のため運動会はなし、いっしょにお弁当を食べることもできず。これまでのように孫の成長に付き合えなかったのが残念である。(元大学教員、姫路市小学校非常勤講師、72歳)
◆運動会の中止(76歳、男)
2021/3/18卒業生、未来へのメッセージ2022~保護者・先生から2022/3/20
卒業生、未来へのメッセージ2022~うれしかったこと2022/3/20
卒業生、未来へのメッセージ2022~これからの決意2022/3/20
卒業生、未来へのメッセージ2022~残念だったこと2022/3/20
卒業生、未来へのメッセージ2021 保護者編2021/3/18
卒業生、未来へのメッセージ2021 うれしかったこと編2021/3/18
卒業生、未来へのメッセージ2021 決意編2021/3/18
卒業生、未来へのメッセージ2021 残念編2021/3/18