第4部 独りでも、まあいいか

シリーズ「いのちをめぐる物語」の取材を通して、私たちは人生の最終章の光景を見つめてきた。医師や介護スタッフ、家族が寄り添いながら臨終を迎える。それはどちらかといえば、多くの人が理想とする最期だったのかもしれない。読者から届いた手紙やメールを読みながら、私たちはこんな一文に胸を突かれる。「他人様でもそばにいてほしい」。夫をみとり、今は独りで暮らしているという70代の女性の手紙にあった。家族がいなくても経済的に苦しくても、納得できる最期を迎えられるのだろうか。シリーズ第四部は、独り暮らしの終章に目を向ける。(紺野大樹、中島摩子、田中宏樹)
【募集】ご意見、ご感想をお寄せください2019/12/10
(18)納得の終章、選べれば2019/12/27
(17)読者の声 孤独死でも笑顔であれば2019/12/26
(16)どんな暮らし 待ってるの2019/12/25
(15)寂しくない最期だった2019/12/24
(14)身元保証でつながって2019/12/23
(13)今日も明日も、家にいたい2019/12/22
(12)「独居は孤独」じゃない2019/12/21
(11)「円」になって支える2019/12/20
(10)最期は家 わがままですか?2019/12/19
(9)親族が孤独死 明日はわが身2019/12/18
(8)何とも言えぬ思い残った2019/12/17