イラストレーターの母が当時年少だった娘さんのために描いた、まるで絵本のような「なつやすみのおもいで」の絵日記がThreadsに投稿され、話題となっています。投稿したのはイラストレーターのdozoさん(@dozosan)で、この絵日記を描いたのは同じくイラストレーターで活動中の奥さん。見ているだけで楽しくなれる絵日記に、「これは確かに貼り出したくなる!」「絵もさることながら、一カ月間毎日こんなに充実した日々を一緒に過ごしてる親御さんが素晴らしい」などコメントが寄せられました。
dozoさんによると、奥さんはポップで個性的なイラストを得意とするイラストレーター。SNSで子育て漫画を公開するなど、幅広く活動しています。
この絵日記が生まれたのは、娘さんがまだ字の書けない年少だった頃。通っていた幼稚園から保護者が書くようにと渡されたのは、カレンダー仕様の紙でした。何を書いても自由と言われたため、文字よりも得意なイラストで絵日記をつけ始めたのだそう。特に気合を入れたわけではなく、「サササっと描いてます」というから驚きです。
絵日記には、お祭りで友達とかき氷を食べたり、金魚すくいを楽しんだり、家族でのお出かけや旅行などの様子が綴られています。時には大掃除をする姿や、自宅で友達と遊ぶ様子なども。
絵日記を提出した際に先生たちから絶賛されると、「突然褒められたのでオロオロしたようです」とdozoさんが話すように、奥さんはかえって恐縮してしまったそう。あまりの賛辞に、思わず「ただの落書きです」と返してしまったのだとか。
一方で、当時教室に飾られた絵日記を見た娘さんは、意外にも「無反応」だったそう。毎日お母さんが絵を描く姿を見ていたため、特別なことだとは思わなかったのかもしれません。
それから数年が経ち、小学4年生になった娘さんにこの絵日記を久しぶりに見せたところ、当時を覚えていなかった様子の娘さんは、「すご!」と言いながら1コマ1コマまじまじと眺めていたそう。
奥さんは「chutaro」名義で、イラストを投稿している自身のInstagramアカウント(@pimaru_mama)で家族のエピソードも発信中です。
dozoさん自身もイラストレーターでXやInstagramで様々なイラストを投稿しています。