(山葵さん提供)
(山葵さん提供)

自衛隊員が訓練中や災害派遣中に食べるレーション「戦闘糧食」。今、SNS上ではそんな戦闘糧食のような"進化系おにぎり"が大きな注目を集めている。

「アナタ、別のとこで戦闘糧食って呼ばれていません???」と件の商品を紹介したのは山葵さん(@wwwwwwww8)。

山葵さんがコンビニで入手したというUHA味覚糖の「もち麦満腹バー」。もち麦を五平餅のような形状のバーにしたもので、袋を開ければそのまま食べることができお手軽そうだ。栄養と利便性を兼ね備えており、たしかに戦闘糧食の要素が…。山葵さんにお話を聞いた。

ーー商品を見つけた時は。

山葵:以前に自衛官の戦闘糧食のスティックライスを食べた事があったので、「民生品じゃないか!?」とビックリしました。

ーー召し上がってみていかがでしたか?

山葵:少しねっとりしていて保存食感もあって、ディストピア飯の気分でテンションぶち上がりました(笑)。普通のおにぎりに比べれば美味しくはないですが、一般的な保存食や簡易食品と比べればとても良いものだと思います。

ーー投稿に大きな反響がありました。

山葵:いろいろな意見が集まりました。甘い携帯食は多いですが、塩っぽい携帯食は確かに少ないので多用途でも活躍しそうだなと思いました。また「不味い」という意見も多数あったのですが、「美味しくはない」を「不味い」と言っているのだろうかな?と。日本語のチョイスの難しさを感じました。

◇ ◇

SNSユーザー達から

「これ、おにぎりを常につぶしてしまうコスプレイヤーのための商品だ!って思いました 最初からつぶれてるの天才」
「私は『おにぎり.zip』と呼んでます。好みの分かれる携帯食だと思うけど、私は好き!」
「多分、ブランド牛の定義と同じで 産まれた所が同じでも 自衛隊で数ヶ月管理されるか コンビニで数ヶ月管理されるかで 名前が変わるんだと思います。」

など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。

もち麦満腹バーはもち麦と十六雑穀が主原料で1本55g、80kcal。京都の老舗料亭「下鴨茶寮」が監修し、焼きおにぎり風味、ごま鮭風味、キーマカレー風味などさまざまなバリエーションがある。ご興味ある方はぜひ一度味わっていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)