「帰りたくない…」…そんな気持ちが伝わってくるような一枚の投稿が、SNSで注目を集めている。
話題となっているのは、京都大学クジャク同好会の公式X(@KU_peacock)が投稿した「帰りたくない拒否クジャ。」という一言。そこには、地面にぺたりと座り込み、動こうとしないクジャクの姿が写っている。
散歩中の柴犬が帰宅を拒む様子は“拒否柴”と呼ばれるが、今回話題となったのはその“クジャク版”。投稿には「余は帰りとうない」「拒否柴を完璧に再現してる」「そんな可愛い行動するんだ!」といった声が寄せられ、「拒否クジャ」という新たなワードとして広がりを見せている。
■新歓イベント中に突然の“拒否”
このクジャクは、同会で飼育されている「サカタニ」くん。撮影されたのは4月3日、京都大学吉田キャンパスで行われた新入生歓迎イベントの最中だった。
同会によると、当日はキャンパス内を2~3時間ほど散歩していたといい、「散歩中に突然、日向に向かって歩き出し、そのまま座り込んでしまいました」と振り返る。
多くの新入生に囲まれ、羽を広げるなど注目を集めていたサカタニくん。長時間の散歩や人に囲まれたこともあり、疲れもあったとみられる。
■約15分動かず…理由は“日向のベストポジション”
その場に座り込んだ状態は約15分続いたという。
「自然と起き上がってまた歩き出しました。もし動かなければ、最終的には抱っこして連れて帰る予定でした(笑)」
このような行動は頻繁ではないものの、「ごくたまにあります。陽の当たるベストポジションを見つけたときにこうなります」といい、今回は心地よい日差しと疲れが重なった結果と考えられる。
■人懐っこく穏やかな“京大のアイドル”
サカタニくんは普段からとても大人しく、人慣れしているという。
「イベント時には大学に出向いて散歩し、多くの方に撫でてもらったり餌をもらったりしています。移動中も大人しく、扱いやすいです」
その穏やかな性格と存在感から、大学内では“アイドル”的な存在として親しまれている。
■「拒否クジャ」に広がる驚き
今回の反響について、同会は「多くの方にご覧いただきありがたい限りです」としたうえで、「クジャクがこれほど人慣れして散歩している姿自体が珍しいと思います。そのうえ『拒否柴』ならぬ『拒否クジャ』はさらに珍しく、多くの方に驚いていただけたのでは」と話す。
かわいらしさと意外性をあわせ持つ“拒否クジャ”。その自由気ままな姿は、多くの人の心を和ませている。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)























