熟年離婚したい人の約8割が「夫婦での夜の生活がない」 ※画像はイメージです(siro46/stock.adobe.com)
熟年離婚したい人の約8割が「夫婦での夜の生活がない」 ※画像はイメージです(siro46/stock.adobe.com)

熟年離婚したい人/したくない人の夫婦関係の違いはあるのでしょうか。既婚者向けコミュニティ『ヒールメイト(Healmate)』を運営するレゾンデートル株式会社(東京都新宿区)が実施した「熟年離婚」に関する調査によると、熟年離婚したい人の約8割が「夫婦での夜の生活がない」と回答したことがわかりました。夫婦の満足度・家庭内役割分担・親密性が熟年離婚の意向にどのように関係するのか深掘りします。

調査は、結婚して10年以上経つ全国の40~59歳の既婚男女720人(男性360人、女性360人)を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。

「配偶者の満足度」について、10点満点で答えてもらったところ、熟年離婚したい人は「1点」(19.5%)、「3点」(17.3%)、「2点」(15.0%)など、6点以下に回答が集中した一方で、熟年離婚したくない人では、「8点」(27.1%)、「10点」(17.2%)、「7点」(17.0%)など、高評価の回答が約6割近くに上りました。

次に、「家事・介護・子育ての分担状況と熟年離婚に対する意向」との関係を分析したところ、熟年離婚したい人は「分担していない」(48.1%)が半数近くとなった一方、熟年離婚したくない人では「分担している」(42.1%)が最多となり、「家庭内役割の分担」は、熟年離婚を望む意向に一定の影響を与えている可能性がうかがえました。

これを男女別に見ると、熟年離婚したい男性は、家庭内役割の「分担をしている(と感じている)」(46.2%)が多くなった一方、熟年離婚したい女性は、家庭内役割の「分担をしていない(と感じている)」(65.4%)と「分担しているが不十分(と感じている)」(24.7%)を合わせて、およそ9割が家庭内役割の分担が不十分な状態であることがわかりました。

この結果から、熟年離婚を望む男性は、家庭内役割の負担割合が大きいと不満になりやすい一方、熟年離婚を望む女性は、家庭内役割での不公平な分担や協力がみられないことに不満を感じやすいことが熟年離婚に対する意向につながっていることが示唆されました。

最後に、「夫婦の夜の生活」について聞いたところ、熟年離婚したい人の82.7%が「ない」と回答。

一方、熟年離婚したくない人では「月3回以上ある」(8.9%)や「月1~2回はある」(14.0%)など、4割近くが「夫婦での夜の生活がある」ことが明らかとなり、このような結果から「配偶者に対する満足度」「家庭内役割の分担」「夫婦の親密性・夜の生活」からみた夫婦関係と熟年離婚を望む意向には一定の関係があることがわかりました。