押し入れの奥にぎゅうぎゅうになって隠れ、なかなか出てこようとしなかった2匹の保護猫の兄弟。ところが迎えた日の夜には、早くも新しい家族に甘える姿を見せました。保護猫の譲渡を受けて2匹を迎えた男性がその様子をYouTubeに投稿したところ、1万件の“いいね”が集まり、「優しい人にもらわれてよかった」といった声が寄せられています。
投稿したのは、「ひろの日陰暮らし(@hiro_hikage)」のチャンネル名で日々の暮らしを発信している、ひろさん。築60年の祖母宅で暮らしながら、保護猫の譲渡で2匹の兄弟猫を新しい家族に迎えました。
ひろさんは以前にも2匹の猫を飼っており、その2匹も保護猫だったといいます。そうした経緯から、今回も保護猫のWebサイトを通じて飼い主を訪ねることにしました。10匹以上の猫を保護しているという飼い主さんからは、繁殖の管理や交通事故の危険など保護活動の大変さについても聞いたそうです。その結果「自分も力になりたい」と感じ、れおくんとぽんくんを引き取ることに決めたといいます。
茶色と黒の毛色のぽんくん、白っぽい毛色のれおくんは1歳半の兄弟で、子猫のころから仲良しだったため、最初はお試し期間として2匹を一緒に引き取ることにしました。名前は元の飼い主の思いがこもっているとして、そのまま使うことに。
2匹は新しい家に来てから、押し入れの奥にぎゅうぎゅうになって隠れ、なかなか出てきませんでした。その様子について、ひろさんは「環境が変わって不安なんだろうなと思い、かわいそうで気になっていました」と振り返ります。
ところが、夜にはひろさんの手をなめて甘え、おばあちゃんからも「ちゅーる」をもらって食べる姿を見せたのです。そのときの様子について、ひろさんはこう話します。
「最初はかなり緊張している様子だったので、慣れるまではかなり時間がかかるかもしれないと思っていました。だから、夜になって甘えてきてくれたときは、とても驚きました」
慣れてからは、2匹それぞれの個性も見えてきたといいます。れおくんは最初、距離を保って慎重でしたが、慣れると周りをちょこちょこと歩き回って甘えてくる性格に。ぽんくんはなでてもらうのが好きな甘えん坊な一方、エサ入れを自力で開けたり、ふすまを開けて探検しようとしたりする活発な一面もあるといいます。2匹はいつも仲良く、寝るときも体をくっつけて過ごしているそうです。
新しい家族には、おばあちゃんも癒やされているのだとか。
「おばあちゃんは、猫といえば野良猫のイメージが強かったようで、飼い猫というのは新鮮だったみたいです。甘えてきたり、近くで実際に触れあえたりする猫ちゃんのことをとてもかわいがっていて、『こんなにかわいいとは思わなかった』と言っていました」
今回の反響について、ひろさんはこう話しています。
「自分のなんてことない素朴な暮らしですが、それを通して誰かに少しでも温かさや癒やしをお届けできることが、とてもうれしいです。これからも等身大で自分らしい暮らしや生き方をお届けしていきたいですし、それが誰かにとって少しでも意味のあるものになれば、うれしいです」
























