猫が、体を斜めにして小さなジャンプで移動する「やんのかステップ」。相手に対して、自分をより大きく見せたいときや、テンションが上がっているときに見られると言われます。
そんなやんのかステップを、大型犬が寝ている隙に密かに練習する子猫の動画がInstagramで話題です。
写っているのは、猫の「あもり」くん(4カ月・男の子)と、ラブラドールレトリーバーの「モゼ」ちゃん(3歳・女の子)です。
床で眠っているモゼちゃんに狙いを定め、背後から何度もやんのかステップを繰り出すあもりちゃん。ギリギリまで近づいてちょっかいをかける素振りを見せますが、攻撃はすべて寸止め。その姿はまるで、自主練をしているようにも見えます。
やがてモゼちゃんが起き上がると、慌てて物陰に避難。その後、モゼちゃんの目の前でもやんのかステップを披露しますが、寝ているときと比べてかなり距離を取っています。
そんなあもりちゃんをモゼちゃんが少し追いかけてみると、またまたピューッと雲隠れ。体格差のある2匹のほほ笑ましい様子に「可愛すぎる」「ずっと見ていたい」などの声が集まりました。
飼い主さん(@moze_labrador)によると、普段はモゼちゃんの方がやんちゃで、あもりくんを鼻で突っついたり、抱え込んでハムハムしたりして、いつもピューンと逃げられているそう。そんなモゼちゃんが夜になって眠くなると、あもりくんががぜん元気になると言います。
あもりくんは、いつかモゼちゃんに勝てる日を夢見て、寝ている隙に特訓をしているのかも…?
「あもりが成猫サイズになったらもう少し対等に遊べるようになるかな?と思っています。犬と猫がくっついてお昼寝をしている姿が見られたらいいですね」
■天から降りてきた「あもり」
モゼちゃんの散歩中に、地面で一人うずくまっていたところを保護されたあもりくん。周囲に母猫や兄妹猫の姿もなかったことから、飼い主さんが家族として迎えました。
鹿児島県の「天降川(あもりがわ)」沿いで出合ったことから「あもり」と命名。「天降」には、「天から降りてくる」という意味があるそうです。
「我が家を選んで天から降りてきた子、という思いを込めて名付けました」
実は、猫との暮らしは初めてだという飼い主さん。犬とはまた違った猫の魅力に気づかされる毎日だと言います。
「トイレをすぐに覚えられるところ、自分にとって適量のご飯を食べられるところなどは、自立度が高いなぁと驚かされます。一方で、言うことを聞くかどうかといったしつけについては、あくまであもりの機嫌次第。とはいえ、やんのかステップの練習をしている姿などは面白くて…見ていて飽きません」
モゼ先輩と過ごすうちに、「ハウス」などの言葉の意味を理解してきているというあもりくん。飼い主さんとモゼちゃんとの暮らしの中で、あもりくんだけの個性がすくすく育っていきそうですね!
(まいどなニュース特約・鶴野 浩己)























