投票箱のイメージ
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 解散から投開票まで16日間という戦後最短だった2月の衆院選で、投票が間に合わなかった海外在住の有権者がいる。中日新聞の特別取材チーム「Your Scoop(ユースク)」に、英国在住の日本人女性から「投票用紙を手にしながら1票が無駄になり、悔しい」との声が寄せられた。在外投票者数は今回、過去最多に上ったが、投票用紙を郵送で取り寄せるなど時間がかかるのは避けられず、識者は投票権の行使ができないことを問題視する。(中日新聞)

衆院選の1票、郵便で間に合わず

 海外にいる有権者が現地から投票するには、在外選挙人名簿に登録した上で2通りの方法がある。日本大使館など在外公館で投票するか、国内在住時に選挙人名簿に登録されていた市区町村の選挙管理委員会に、郵便で投票用紙を送ってもらい、記入して送り返す。

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 英国リバプールに住む大学教員の山口今日子さん(51)は、高市早苗首相が衆院解散の意向を示したと報道で知った直後の1月16日、国際郵便で、直近の国内居住地だった愛知県一宮市の選管に投票用紙を請求した。