復興へ 第12部 県外被災者を追う
兵庫県外へ移った被災者はかなりの数に上る。震災から1年8カ月近く過ぎた1996年9月現在でも、全体の数や生活の状況、将来の展望など実態はほとんど分かっていない。
ピーク時、246世帯がいた岡山県営山陽団地では、約100世帯が被災地に戻るなど団地を後にしていた。資金力に乏しい高齢者らが取り残される、その構図は「仮設の今」に似ている。集会の後、個別に被災者を訪ねた。
復興へ 第12部 県外被災者を追う
兵庫県外へ移った被災者はかなりの数に上る。震災から1年8カ月近く過ぎた1996年9月現在でも、全体の数や生活の状況、将来の展望など実態はほとんど分かっていない。
ピーク時、246世帯がいた岡山県営山陽団地では、約100世帯が被災地に戻るなど団地を後にしていた。資金力に乏しい高齢者らが取り残される、その構図は「仮設の今」に似ている。集会の後、個別に被災者を訪ねた。