記事特集
阪神大震災で損壊した神戸・元町の大丸神戸店が二日、二年二カ月ぶりに全館オープンした。昨春のそごう神戸店に続く全面再開で、都心のデパート復興はようやく完了した。
大丸神戸店は、震災で七階建ての本館が損壊。売り場面積の三分の二を失い、部分営業を続けてきた。
新店舗は地上十階、地下二階、売り場面積は震災前とほぼ同じ四万九千平方メートル。旧外国人居留地の一角にあることから、外装に御影石を使い、建物周囲に回廊を配するなど、近代洋風建築の意匠を取り入れた。
この日は、度々入店制限を行うほどの盛況ぶり。同店は「震災前の休日を上回る十二万人が来店し、十億円の売り上げがあった」という。
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