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 兵庫県津名郡北淡町は二十六日までに、富島地区の震災復興土地区画整理事業計画を大幅に変更する方針を決め、近く住民への説明会を開く。現在の県道を付け替える形で新設するとしていた十五メートル幅の幹線道路のルートを変更、残存家屋が比較的多い西側地域で、現・県道を拡幅することにしたほか、区画道路も、原則として現在の道路を拡幅し町並み保存に配慮した。残存家屋の撤去戸数や減歩率も抑える。いったん決めた内容を覆す形での事業計画変更は復興土地区画整理事業で初めて。

 事業は、一九九五年三月に、同地区の大半に当たる二十・四ヘクタールの計画区域と、東西に貫く幹線道路を都市計画決定。九六年十一月には、六・九メートル幅の区画道路で長方形に区切られた新たな町並みをつくる事業計画が決定された。しかし、換地で残存家屋の大半の撤去が必要なことなどから住民の反発も根強く、町は住民合意を得るため計画の見直しを進めていた。

 幹線道路は、谷の川以西を県道拡幅にし、総延長は約七十メートル増え約千三百五十メートル。区画道路では、海と山を結ぶ放射状道路を幅四・六メートルに広げるほか、四メートル道路は歩行者専用とする。このほか、十六カ所の公園、緑地を設ける。

 変更に伴い、約六百戸の残存家屋のうち移転が必要な数は九割から約六割に減少、総事業費も約八億円減り百七十億円になる見通し。減歩率も九・七%から若干下がるという。

 小久保正雄町長は「町は当初から柔軟に対応する方針だった。住民や専門家から寄せられた意見を踏まえた案だ」としている。

 三十一日から三日間、町民センターで住民説明会を開いたあと、縦覧など事業計画の変更手続きに入る。九七年度中に一部地域で仮換地と着工に入る方針。

1997/8/27

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