能登半島地震の被災地を支援しようと、洲本市内の3高校の生徒が2月4日、同市本町5、6のコモード56商店街でチャリティーイベントを開く。食器などを集めたバザーや食事券などが当たるビンゴ大会を催し、売り上げを被災地に寄付する。(荻野俊太郎)
洲本高(同市上物部2)の生徒6人でつくるグループ「すっとも」が中心になり、同商店街にある「サポートスクエアともす」の運営者で、同グループの活動に協力する別府一樹さん(52)とともに企画した。
すっともは、商店街を活性化しようと昨年4月に発足。月1回のペースで、高齢者向けのスマホ教室や縁日、作品展や音楽ステージで盛り上げる「文化祭」などを開いてきた。
今回のイベントは、洲本実業高(同市宇山2)と蒼開高(同市下加茂1)の生徒約20人も運営に携わる。
当日は、同市本町5のイベント広場レインボープラザで、生徒らが集めた食器や手作りのポーチなどを販売するバザーを開くほか、商店街の店舗で使える食事券などを景品にしたビンゴ大会が会場を盛り上げる。
サポートスクエアともすでは、石川県の障害者就労支援施設で作られた食品を販売したり、輪投げなどの縁日を催したりする。
すっとも代表の2年川添さつきさん(17)は「能登の地震のことをあまり知らない子どもたちにも来てほしい。楽しんでもらいながら復興の手助けにつながれば」と話す。
午前11時~午後4時。ビンゴ大会は午後2時から。入場無料。ビンゴ大会は参加費500円。バザーや縁日、ビンゴ大会の売り上げは、洲本市社会福祉協議会を通じて被災地に寄付される。サポートスクエアともすTEL0799・38・6356