不正改造車を確認する係員ら=神戸市灘区六甲山町北六甲(国土交通省神戸運輸監理部提供、画像の一部を加工しています)
不正改造車を確認する係員ら=神戸市灘区六甲山町北六甲(国土交通省神戸運輸監理部提供、画像の一部を加工しています)

 兵庫県警交通捜査課と国土交通省神戸運輸監理部などは10日夜~11日未明、神戸市灘区の「表六甲ドライブウェイ」など六甲山周辺の道路で不正改造車を取り締まった。マフラーが整備不良のまま運転したり、走行中に基準を超える騒音を出したりしたとして、道交法違反の疑いで6人を摘発した。

 国交省などの「不正改造車排除強化月間」に合わせて2年ぶりに実施した。県警の捜査員や監理部の職員ら計44人が参加。約3時間、覆面パトカーで巡回しながら取り締まった。

 交通捜査課などによると、乗用車10台を検査し、うち6台の違反を確認。車のライトが点灯しなかったり、濃い色のフィルムを窓ガラスに張ったりした車両もあり、道路運送車両法に基づき15日以内に再整備するよう命じたという。(門田晋一)