免停中に車を運転したとして、兵庫県警西宮署は１９日、無免許運転の疑いで、大阪府守口市の建設業の男（７４）を現行犯逮捕した。シートベルトをせず走行する男を見つけた署員が、バイクで警笛を吹きながら約１キロ追跡。ようやく気付いた男に停止を求め、照会したところ無免許運転が発覚した。
署によると、男は今年５月から半年間の免許停止処分を受けていた。
１９日午後５時半ごろ、西宮市甲陽園西山町の交番前で横断歩行者妨害の取り締まりをしていた署員が、シートベルトをせず軽貨物車を運転する男を発見した。笛を吹いてバイクで追跡したが、なかなか男は気付かず、約１キロ南の同市北名次町まで走ったところで追い付いた。男は容疑を認めて「仕事で車に乗っていた」と話しているという。
