千葉市内の民家から現金約２千万円を盗んだとして、兵庫県警捜査３課と葺合署などは１９日までに、窃盗と住居侵入の疑いで、三重県四日市市の建設業の男（２２）と同市の建設業の男（３０）＝いずれも窃盗罪などで公判中＝ら１０～３０代の男５人を逮捕した。
５人の逮捕容疑は共謀して昨年１２月２０日正午ごろ、千葉市にある民家に侵入し、約２千万円が入った金庫を盗んだ疑い。
民家は逮捕された５人のうち１人が以前住み込みで働いていた雇い主の家という。同課は男（２２）が男（３０）らを誘ったとみており、調べに対して「キャバクラで豪遊するなどしてできた借金の返済や生活費に充てるために盗んだ」などと容疑を認めているという。
同課によると、昨年１１月中旬、神戸市中央区にある１２階建てマンションの最上階の一室で、何者かが屋上からロープを垂らして侵入する事件が発生し、防犯カメラの捜査などから今年１月以降に順次、２人を窃盗容疑などで逮捕していた。男（２２）らの供述から、５人が千葉市での高額窃盗に関与した疑いが浮上したという。
