元妻(33)の背中を文化包丁で刺して殺そうとしたとして、兵庫県警神戸北署と県警機動捜査隊は25日、殺人未遂の疑いで、神戸市西区に住む建築業の男(33)を逮捕した。調べに「仕事の相談で元妻のところに行った。元妻を複数回刺したが、殺意があったかは分からない」と供述している。元妻はけがを負ったが、命に別条はないという。
逮捕容疑は25日午前0時ごろ、神戸市北区の元妻宅で、台所にあった文化包丁で元妻の背中や脇腹付近を刺して殺害しようとした疑い。2人の間に何らかのトラブルがあったとして、同署は原因や動機を調べている。
同署によると、男と元妻は昨年秋に離婚が成立していたという。男は昨年6月に家庭内暴力(DV)による傷害の疑いで、同署に逮捕されていた。離婚により相談などは打ち切られており、同署は接近禁止命令の有無を調べている。