兵庫県警大麻事犯総合対策推進本部と福崎署は8日までに、大麻取締法違反(営利目的栽培)などの疑いで、同県福崎町の無職の男(46)=大麻取締法違反罪などで起訴済み=を逮捕した。県警の調べに「自分で吸うために栽培していた」などと話しているという。
逮捕容疑は6月14日、自宅の一室や敷地内にあるビニールハウスで大麻草208株を営利目的で栽培した疑い。
薬物銃器対策課によると、男は交流サイト(SNS)を通じて知り合った男女約30人に、乾燥大麻約1・8キロ(末端価格約900万円相当)や自作の液体大麻などを発送。今年6月までに約1100万円を売り上げたという。
県警は、男の自宅から乾燥大麻約1・6キロ(末端価格約800万円相当)を押収した。尿検査の結果、覚醒剤取締法違反(使用)でも逮捕した。