所持金ゼロで兵庫県尼崎市内の入浴施設へ行き、約14時間半滞在して無銭飲食するなどしたとして、県警尼崎南署は19日、詐欺容疑で住所不定、無職の男(28)を逮捕した。
逮捕容疑は18日、代金を支払う意思があるように装い、同市蓬川町の入浴施設で、飲食代や入館料、タオルセット代金など計3360円分を詐取した疑い。「間違いありません」と容疑を認めているという。
同署によると、男は18日午前8時ごろに来店。入館手続きをしてバーコード付きのリストバンドを得て、館内で入浴したり、すき焼き丼や茶などを飲み食いしたりし、午後10時40分ごろに退店する際に「お金がない」と店員に話したという。