問題用紙が配布され、試験の開始を待つ生徒たち=尼崎市南塚口町1、園田学園高校
問題用紙が配布され、試験の開始を待つ生徒たち=尼崎市南塚口町1、園田学園高校

 兵庫県内の私立高校43校で10日、2026年度入試が始まった。受験生たちは引き締まった表情で試験会場に入り、志望校の入試に挑んだ。

 県私立中学高等学校連合会によると、生徒を外部募集する全日制高校は、試験が終わった生野学園(朝来市)を含め44校。1次募集では定員8703人に対し、前年度比753人増加の3万1691人が出願した。平均倍率は3・64倍で、前年度比で0・09ポイント増えた。

 今春から男女共学となる園田学園高校(尼崎市)は、三つのコースの定員計270人に対し、1952人が出願。このうちキャリアデザインコースは9・80倍の狭き門となった。

 想定を超える出願者数で、隣接する園田学園大のキャンパスを急きょ試験会場に加え、大学職員らも試験事務にあたったという。

 この日は午前8時前から受験生が続々と集まった。試験会場では諸注意を告げた後に問題用紙が配られ、生徒たちは緊張した様子で試験に臨んだ。川西市の男子生徒(14)は、新設されるサッカー部の体験会に参加し「部活の1期生になって活躍したい。勉強も両立させたい」と話した。

 26年度は園田学園のほか、松蔭と彩星工科の計3校が男女共学となる。

 各校の合格発表は13日までにある。1・5次試験は18日に10校で、2次試験は3月25日に26校で行う。

(久保田麻依子)