勤務先の社長を果物ナイフで突き刺して殺害しようとしたとして、兵庫県警兵庫署は25日、殺人未遂の疑いで、神戸市長田区のアルバイトの男(72)を逮捕した。刺された男性は会話ができる状態で搬送され、治療中という。
逮捕容疑は同日午前8時ごろ、同市兵庫区のリフォーム会社事務所内で、社長を務める男性(68)の右上腕と左下腹部を果物ナイフで突き刺して殺害しようとした疑い。
同署によると、男の退職をめぐって口論になった末、男が持参した果物ナイフで突き刺したという。その後、男は近くの交番に出頭し、同署員が逮捕した。
男は調べに「数日前から人間関係が悪化しており、刺してやろうと思った」といった趣旨の供述をしているが、殺意については否定しているという。