1日午前11時10分ごろ、兵庫県加西市と同県小野市を結ぶ北条鉄道の粟生-網引駅間で、レールにゆがみが見つかり、同鉄道は全線で一時運転を見合わせた。同鉄道によると、暑さの影響でレールが膨張し、ゆがみが出た可能性があるという。
同鉄道によると、粟生駅発の車両に乗っていた運転士が、小野市内の該当箇所を通過する際に激しい揺れを感じ、無線で報告。当時車両には乗客約10人がいたが、けが人はなかった。
同鉄道は北条町-粟生駅間で代行バスを運行し、同日午後5時25分に運転を再開。上下線14本を運休した。同市消防本部によると、同市内の同日午前11時時点の気温は33・4度だった。