「東京大空襲で命を落とした祖父を思いながら作品と向き合った」と話す込山正徳監督=大阪市内
「東京大空襲で命を落とした祖父を思いながら作品と向き合った」と話す込山正徳監督=大阪市内

 広島での被爆体験を子どもの目から描いた漫画「はだしのゲン」をめぐる現状を、さまざまな立場の人への取材などを基に検証するドキュメンタリー映画「はだしのゲンはまだ怒っている」が22日から、神戸市中央区元町通4の元町映画館で上映される。込山正徳監督は「戦争で死ぬのはごく普通の人ということを、今、あらためて知らせたい」と話す。(安藤真子)