扁平足や外反母趾など足に悩みのある人が履きやすい「整形靴」を提供する工房が、神戸市灘区にある。長年靴選びに苦労してドイツで中敷き（インソール）づくりに触れ、日本で整形靴について学んだ男性が運営。「同じ悩みを持つ人たちの助けになりたい」と、足に疾患を抱える人の相談に乗り、少しでも履きやすい靴づくりに取んでいる。
店名は「ショーター整形靴工房」。運営するのは、神戸医療福祉専門学校三田校・整形靴科（今年３月に閉科）を卒業した松元章太代表（４２）だ。
整形靴とは、扁平足や外反母趾など、足の悩みを抱える人向けの靴。同工房では、オーダーメードの中敷きを製作するほか、整形靴の本場・ドイツの履き心地を重視した最高級コンフォートシューズを多数そろえる。市販の靴と違って、トラブルの軽減や予防が期待できる。
