千葉県の成田山新勝寺と香取神宮に2015年、油のような液体をまいたとして、県警が建造物損壊容疑で逮捕状を取っている米国在住で日本国籍の医師金山昌秀容疑者(63)の身柄が、近く日本に引き渡され、県警が逮捕することが3日、捜査関係者への取材で分かった。15年に全国の寺社で同様の被害が相次いでおり、関連を慎重に調べている。
捜査関係者などによると、金山容疑者は産婦人科医で、日本の宗教団体の創始者。米国の永住権を持っている。「聖書に基づき施設を浄化した」などと主張しているという。
15年3月下旬に米国から日本に入国し、千葉県成田市の成田山新勝寺と香取市の香取神宮の建造物に液体をかけた疑いが持たれている。同年には清水寺(京都市)や東大寺(奈良市)などでも被害が相次いだ。
米裁判資料によると、県警は15年4月と12月に2件の建造物損壊容疑で逮捕状を取った。日本側は16年12月に日米犯罪人引渡条約に基づき、米国務省に引き渡しを要請した。

























