展示パネルの前で、阪神・淡路大震災で脱線した車両に乗り合わせた当時の経験を、写真を示しながら語る阪急電鉄の西田敏和さん(右)=西宮北口駅
展示パネルの前で、阪神・淡路大震災で脱線した車両に乗り合わせた当時の経験を、写真を示しながら語る阪急電鉄の西田敏和さん(右)=西宮北口駅

 阪急電鉄は、阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けた神戸線の復旧までの流れを紹介するパネル展を、西宮北口駅(西宮市)の構内で開いている。神戸線では、震災30年を伝えるヘッドマークを付けた電車も運行。17日には、震災の経験を風化させないよう、高架橋が倒壊した西宮北口-夙川間を歩くメモリアルウオークを催し、同社のOBと社員が当時の経験を語った。