観客の声援を浴びてプレーするコベルコ神戸スティーラーズの選手ら=13日午後、神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸(撮影・斎藤雅志)
観客の声援を浴びてプレーするコベルコ神戸スティーラーズの選手ら=13日午後、神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸(撮影・斎藤雅志)

 ラグビーのNTTリーグワン1部は13日に開幕し、コベルコ神戸スティーラーズは神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸で、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに28-33で敗れ、黒星発進となった。スタンドにはリーグワンの神戸のホストゲームでは最多となる2万207人の観客が詰めかけ、熱い声援を送った。

■試合は「神戸新聞デー」として開催、特別イベントも

 神戸はリーグ4季目だった昨季、過去最高の3位と躍進。今季はニュージーランド代表選手らを補強し、厚みを増した戦力で初優勝を目指す。試合は昨季準優勝の強豪を相手に一進一退の攻防が続いたが、神戸は後半半ばに勝ち越しトライを許した。

 試合は「神戸新聞デー」として行われ、神戸のレタリック選手に神戸新聞社賞を授与。小学生が選手への取材や新聞制作に挑む「なりきり記者体験」などの特別イベントもあった。(伊丹昭史)