神戸新聞NEXT
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 不動産経済研究所(東京)が23日発表した2024年の兵庫県内のマンション発売戸数は、前年比約1・4倍の3718戸で、3年ぶりに増加に転じた。投資用マンションが増え、利便性の高い地区での発売も目立った。投資用の増加に伴い、1平方メートル当たりの単価は神戸市で94・5万円(前年比10・1%増)と2000年以降の最高を記録した。

 神戸市の発売戸数は2・1倍の2036戸。投資用のほか、垂水や舞子で大規模な発売があった。同市を除く県内は0・8%減の1682戸と横ばいだった。