神戸市交通局とJR西日本は3月15日、同市営地下鉄とJR西の交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」を使った連絡定期券を発売する。これまでは別々に定期券を買う必要があったが、1枚の定期券で乗車が可能となる。
販売範囲は、市営地下鉄全線とJR京都・神戸線の京都-姫路間、JR和田岬線の兵庫-和田岬間。接続駅は三宮、三宮・花時計前とJR三ノ宮▽ハーバーランドとJR神戸▽新長田-の3カ所。1、3、6カ月の通勤、通学定期券が対象となる。
JR西・京阪神エリアのイコカ取扱駅にある「みどりの券売機」や「みどりの窓口」などで販売する。モバイル版のイコカでも購入できる。市営地下鉄の駅や定期券発売所では販売しない。
JR西は兵庫県関連で、山陽電気鉄道、神戸電鉄、神戸新交通、阪急電鉄、阪神電気鉄道とのイコカ連絡定期券を販売している。(大島光貴)