経済小説の可能性について話す作家の高杉良さん=東京都杉並区
経済小説の可能性について話す作家の高杉良さん=東京都杉並区

 「新聞記事の行間を埋める」と称される経済小説。作家は取材で事実を集め、想像力を交えて創作する。実と虚の間に、複雑な事象を読み解く鍵が潜む。連載最終回は高杉良さんに経済小説の今後について語ってもらった。(聞き手は特別編集委員・加藤正文)