平日は都市部で働き、土日に農村で汗を流す-。神戸で「週末農業」に取り組む人たちが増えている。市が2021年に始めた週末農業研修制度「神戸ネクストファーマー制度」で、研修を終えて営農の資格者登録を受けた人は2025年度、最多の101人となった。制度開始からの累計で276人に上る。今、なぜ農業なのか。動機はさまざまだが、多くの人が生き方を見つめ直し、畑へ向かっていた。(藤森恵一郎、内田尚典)
神戸・三宮から車で約40分の同市北区淡河町。中山間地域にある畑で、20~50代の参加者約15人が鍬(くわ)などを手に汗を流していた。神戸ネクストファーマーの認定研修機関の一つ「マイクロファーマーズスクール」の実習だ。
約1年間、毎月隔週で日曜日に研修があり、午前に実習、午後に座学を受ける。実習では、1人につき約70平方メートルの畑で5本程度の畝を管理。農薬を使わず、夏野菜や冬野菜の栽培に励む。























