海外アウトドア向けのこぎりの3モデル(ユーエム工業提供)
海外アウトドア向けのこぎりの3モデル(ユーエム工業提供)

 剪定用のこぎりを手がけるユーエム工業(小野市)が、欧米など海外のアウトドア市場向け商品の販売拡大に挑戦している。2021年度に発売したのこぎり「アウトバックエディション」は、豪快な切れ味と堅牢さにデザイン性が評価され、初年度の売り上げ本数が想定の約10倍に。その後も同社の海外売り上げを支える存在に成長してきているという。

 同社は1919年に設立。主に園芸向けのこぎりやなたなどを販売してきた。摩擦を減らしたり、くずを出しやすくしたりするためにのこぎりの刃先を広げる「あさり」を、刃の表面をたたく一般的な方法ではなく、研磨で生み出す独自の製法を確立。切った際に繊細な断面になるとして、その技術が国内で高い評価を得てきた。