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予備校の前で見頃を迎えた「福島ひまわり里親プロジェクト」のヒマワリ=西宮市西田町(YES提供)
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予備校の前で見頃を迎えた「福島ひまわり里親プロジェクト」のヒマワリ=西宮市西田町(YES提供)

 東日本大震災の被災地を支援する「福島ひまわり里親プロジェクト」のヒマワリが、兵庫県西宮市西田町の予備校「APマスターズ」で開花した。寒気が強まる中、復興のシンボルとなっているヒマワリの花が通行人らの心を和ませている。

 同プロジェクトは東日本大震災の復興支援に取り組むNPO法人「ふくしま」が企画。全国の学校や企業などに福島県からヒマワリの種を送り、各地で開花させ、種を再び福島県に送る。そのサイクルの中で、震災で仕事が激減した障害者が働く福祉作業所の仕事を生みだし、種から採れた油は燃料に活用する。

 同予備校を運営する「YES」は、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、少しでも社会を明るくと、プロジェクトに参加。予備校の前に40個のプランターを用意し、9月末ごろに種を植えた。夏に咲く印象のあるヒマワリだが、冬の寒い時期以外なら花を咲かせるといい、11月中旬ごろに約80本が見頃を迎えた。

 同社の山中保樹会長は「東日本の復興支援はもちろん、コロナ禍からの『復興』の気持ちも込めた」と話した。(村上貴浩)

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