懸案の土地、ようやく動き 川西に物流拠点の建設計画

2020/12/22 05:30神戸新聞NEXT

民間企業が新たに計画している大型物流施設などのイメージ図。中央の大部分が物流ゾーン。周辺のピンクに工場ゾーンが点在する（川西市提供）

　山間部に残された広大な“夢の跡”に、ようやく新たな開発計画が浮上した。兵庫県川西市東畦野の「舎羅林山（しゃらりんざん）」北側の開発用地。３０年近く前の住宅予定地は２度の工事中断を経て、造成途中のまま１０年以上も放置されていた。ニュータウンを中心に住宅都市として発展してきた同市にとって、大型物流拠点への用途転換は活路となるか。市担当者は「開発許可の協議はこれからだが、長年の懸案だっただけに提案があること自体ありがたい」としている。

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