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ピアニストの大井浩明さん(提供)
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ピアニストの大井浩明さん(提供)
「マントラは楽しい曲なので、ぜひ生で聴いて」と話す有馬純寿さん=堺市南区晴美台4、帝塚山学院大泉ケ丘キャンパス
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「マントラは楽しい曲なので、ぜひ生で聴いて」と話す有馬純寿さん=堺市南区晴美台4、帝塚山学院大泉ケ丘キャンパス
ピアニストの浦壁信二さん(提供)
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ピアニストの浦壁信二さん(提供)

 大阪万博のあった1970年開館の芦屋市民センター「ルナ・ホール」(兵庫県芦屋市)で来年1月9日午後3時から、演奏会「1970年の音を聴く」が開かれる。ドイツの現代音楽作曲家シュトックハウゼンが、大阪万博での演奏をきっかけに作曲した「2台のピアノと電子音響のための『マントラ』」を関西で初披露する。

 同ホール開館50周年記念コンサート。シュトックハウゼンは電子音楽のパイオニアと呼ばれ、ジョン・レノンらロック界にも影響を与えた。マントラは代表作の一つで約70分の名曲。2人のピアニストによる超絶技巧のピアノと打楽器演奏に、電子音が絡む。操作が難しい電子音響との共演も見どころ。

 今回は、舞台のスピーカー6台のうち4台を3・5メートルの高さに設置。高い位置から降ってくる音が、他の音と交わって全体的な音の響きを作り出す。

 ピアニストはシュトックハウゼンの全ピアノ曲演奏で知られる大井浩明さんと、クラシックや現代音楽で活躍する浦壁信二さん、電子音響はコンピューターを用いた音響表現などで有名な有馬純寿・帝塚山学院大情報メディア学科准教授。

 大井さんは「マントラは楽しい曲でポップな部分がある。シュトックハウゼンが日本で着想し、日本を思いながら作った曲。日本人が独自性を出せる」とする。

 有馬さんはコンピューターを使って音響を変え、ピアノの音を、鐘のような音色に作り変える。「21世紀の技術でマントラを披露し、音楽の違った楽しさを伝えたい」と抱負を語る。

 同市民センター音楽プロデューサーの佐谷記世さんは「1970年前後は実験性に満ちた音楽や建築が生まれた。ルナ・ホールもその一つ。現代音楽を通して時代を感じてもらえたら」と話す。モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」なども披露される。

 一般3千円(当日3500円)、小中学生1500円(当日同じ)、高・大・大学院生2千円(同)。芦屋市ホームページの市民センター主催事業から予約ができる。ローソンチケットでも購入可(Lコード56705)。同ホールTEL0797・35・0700(1月5日まで休館)

(網 麻子)

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