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教室で同級生にポッキーを配る肥後知磨さん(右)=芦屋市新浜町、県立国際高校
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教室で同級生にポッキーを配る肥後知磨さん(右)=芦屋市新浜町、県立国際高校
体育館でポッキーの配布について発表する肥後知磨さん(左)=芦屋市新浜町、国際高校
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体育館でポッキーの配布について発表する肥後知磨さん(左)=芦屋市新浜町、国際高校

 卒業に向けた思いをチョコレート菓子「ポッキー」に込めて伝えようと、兵庫県芦屋市の県立国際高校(新浜町)の3年生有志が、全校生徒360人と教職員に“サプライズ”を企画した。自分たちで江崎グリコの協賛を取り付け、卒業式前日の1日に配った。「なんでポッキーやねん!」。受け取る直前、みんな爆笑するも、その心を聞いて割れんばかりの拍手を送った。

 同校は2003年に開校。国際科のみの単位制高校で、2年生は修学旅行を兼ねた海外研修を行う。本年度はコロナ禍で海外研修も、文化祭も中止に。楽しみにしていた姉妹校からの留学生も来られなくなった。

 今回、企画した3年の肥後知磨(かずま)さんは1年の2学期に海外から転入し、数々のカルチャーショックを受けたという。それでも先生や同級生が優しく受け入れてくれた。卒業を前に、振り返った時に思い付いた。

 「シェア・ハピネス!」。ポッキーブランドのスローガンだ。直訳すると、幸せを分かち合おう。

 みんなに感謝の気持ちを伝えたい。コロナ禍にあっても一緒に過ごせて、無事に卒業、進級できる幸せを分かち合いたい-。

 「プレゼントを用意しました!」。1日、卒業式のリハーサル後に肥後さんと前生徒会副会長の梶丸凜弥(りお)さんが全校生徒に発表。体育館がどよめく中、「ポッキー」と言うと笑いに包まれたが、驚きの声と共に盛大な拍手が沸き起こった。

 その後、教室や職員室で配った肥後さんは「みんなの反応がうれしかった」と笑みを浮かべた。井上真理校長は「機動力は本校の生徒らしい。本当に驚いたけれど、うれしかった」と喜んだ。(中川 恵)

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