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糸を垂らす釣り客。自ずとソーシャルディスタンスは保たれる=尼崎市平左衛門町、魚つり公園
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糸を垂らす釣り客。自ずとソーシャルディスタンスは保たれる=尼崎市平左衛門町、魚つり公園

 兵庫県西宮市で県内初の新型コロナ感染者が確認されて1年が過ぎた。ステイホーム、3密防止、マスク必携、オンライン…。今も続く疫病禍は、緊急事態宣言で自粛要請を出された飲食店以外にも広く及んでいる。阪神間のまちを巡って、これまでクローズアップされてこなかった各界の影響を聞いてみた。(大田将之、竹本拓也、村上貴浩)

■釣りはディスタンス

 屋外レジャーは堅調。

 「尼崎市立魚つり公園」(尼崎市平左衛門町)は昨年4、5月に1カ月半ほど休業しても、20年度2月末時点の来場者は4万2396人と平年並みを維持した。特に8月は過去5年で最多の8467人になるなど、月によっては平年を上回った。

 「外だからですかね。釣りは糸が絡まないように自然と距離感を保ちますし」と責任者。釣り具セットを貸し出し、指導員が手ほどきするなど初心者も楽しめるとあって、女性グループや小さい子連れなど、新たな客層も目立ったという。

 売店を管理する武庫川渡船の宮本悦男さんが語った。「どんどん来てと言いたいけど、感染防止の観点からもどかしさはある。それでも釣りや尼崎の海に注目が集まるのはうれしいね」

 火曜休園。釣り料金大人830円、子ども410円。同公園TEL06・6417・3000

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